今日もお釈迦様は蓮の池を覗き「Mさん」の話を聞き、感心され下界に下りることを決めました。・・・続きを見る
今なら語れる「障害を越えて」 ガイドヘルパー(視覚障害者) 山田猛
障害と向き合う人生とは?
コラム「障害者だからこそできること」でおなじみの山田猛さんによる新しいコラムがスタートです。
視覚障害者になった自分が自立生活をしたいと努力するまでのお話をご紹介します。
介護コラム
第41回 現代版「蜘蛛の糸」
第40回 スマホがガイドヘルパー
視覚障害者ができる限り自立した行動がとれるよう、今まで様々な努力がなされてきました。以前のように「ふれあい」によって可能になっていた自立した行動は、・・・続きを見る
第39回 視覚障害者の専用窓口を…
新型コロナウイルスの流行が早期に解消すると予想し、ガイドヘルパー講座の開講も早い段階で再開できると期待していたものの、・・・続きを見る
第38回 山は高いほど谷は深い (3)
健康に生活するなかで、手、足、目、耳などに障害を持ち、生涯期待していたことが満足に出来ないことがあります。その山となる希望が大きいほど、・・・続きを見る
第37回 山は高いほど谷は深い (2)
健康なうちに、身体の動くところはいい状態を維持できるように、と最近リハビリ運動も兼ねて機械体操に出かけています、・・・続きを見る
第36回 山は高いほど谷は深い (1)
今年の夏には、昨年2020年8月に予定されていた「パラリンピック」が日本で開催予定です(日本では障害者スポーツをパラスポ-ツと呼名を変更することが決定)、・・・続きを見る
第35回 恐怖は同じ (2)
新型コロナウイルスも一年前は中国型、次に欧州型が第2波であり、第3波はウイルスが変異して、・・・続きを見る
第34回 恐怖は同じ (1)
新型コロナウイルスの感染確認から約一年が経過しました。予想以上の猛威を振るい、最近ではこれまで以上の感染力で世界を脅かしています。・・・続きを見る
第33回 新型コロナウイルス (2)
最近の報道では、人と人との距離間隔をとる、3密(密閉、密集、密接)を避ける、感染予防にマスクを着用する、不要不急の外出はしない・・・続きを見る
第32回 新型コロナウイルス (1)
新型コロナウイルスが中国大陸から全世界へと猛威を振るっております。・・・続きを見る
第31回 やさしい理解者を…(3)
通院している新宿からの帰り道、電車の隣に座っていた中年女性に声をかけられました。「あなたはこの地下鉄の職員ですか?」と聞かれ、・・・続きを見る
第30回 やさしい理解者を…(2)
パラリンピック2020東京大会は1年延期されましたが、新しい大会施設や大型商業施設ビルが続々と完成しています。マスメディアの報道により、・・・続きを見る
第29回 やさしい理解者を…(1)
私は今新宿にある大学病院の眼科に月に一度通院をしています。 その医大は、昨年11月に新しい建物になりました。旧建物に比べてベッド数も増え、・・・続きを見る
第28回 シー 静かに…
同行援護従業者養成研修の実技指導内に、利用者の身体に触れずに誘導する、ヘルパー体験があります。これは、ガイドヘルパー役の受講生の声かけだけで、・・・続きを見る
第27回 中途視覚障害者としての体験談 (4)
私にとって東日本大地震で得た教訓は「非常持ち出し袋の設置場所」でした。・・・続きを見る
第26回 中途視覚障害者としての体験談 (3)
外出は公道に出るため、自分の住居とは異なり、他人に迷惑をかける心配があります。まずは生活居住区の市役所にある福祉課窓口で、・・・続きを見る
第25回 中途視覚障害者としての体験談 (2)
もし中途視覚障害者になったら、今まで健常者として普通に暮らしていたことを振り返ることが大切です。落ち込んで家の中に閉じこもるのではなく、電車に乗って通勤していたことなど、過去の日常が、・・・続きを見る
第24回 中途視覚障害者としての体験談 (1)
私が視覚障害者になって19年になります。これまでのコラムにも記載しましたが「まさか定年半年前に」と人生の後半で訪れた予想しえなかった不幸であり、あの時の悲しみとショックを思い出すと今でも涙が出ます・・・続きを見る
第23回 階段や乗り物で待つ位置
利用者を安全に同行援護する際の基本として、地下鉄やデパートといった施設内での乗り物利用の優先順位に、第1にエレベーター、第2にエスカレーター、第3に・・・続きを見る
第22回 エスカレーターでの立ち位置は?
今回はエスカレーター利用時の説明をします。外出して必ず利用するものにエレベーターやエスカレーターがあります。そのため、・・・続きを見る
第21回 同行は右、それとも左
視覚障がい者に同行する際、介助者が利用者の左右どちら側に立てばよいかについて、3回に分けてお話ししたいと思います。今回は・・・続きを見る
第20回 にんじんを前にして走れ
「人参をぶら下げる」という言い回しがあります。馬に乗ったはいいが・・・続きを見る
第19回 「もう…」それとも「まだ…」
東日本大震災から7年が経過しました。震災の2年半後には「復興した東日本を見せる」を大看板として、・・・続きを見る
第18回 国民宿舎のホテル
私は視覚障害になる前、通運会社に勤務していました。・・・続きを見る
第17回 アイコンタクト「目で合図」
視覚障害者になって毎日不自由な生活をしていますが、なかでも一番困るのが・・・続きを見る
第16回 自立生活への一歩は…(3)
今回は3回に分けてお届けしている『自立生活への第一歩は…』の・・・続きを見る
第15回 自立生活への一歩は…(2)
今回も前回に引き続き、私の実体験に基づいた【公共施設と交通機関について】を・・・続きを見る
第14回 自立生活への一歩は…(1)
私が中途視覚障害者なって16年になります。
「これから先は誰かにお世話をいただかないと生活していけないのだ」と、・・・続きを見る
第13回 待つ力
このコラム連載がスタートして6年ほどが経過しました。その時々の話題を中心に書いてきましたが、世の中の移り変わりが早く・・・続きを見る
第12回 マニキュア
同行擁護従業者養成研修(以前は視覚障害者ガイドヘルパー)で、視覚障害者本人である私が経験者としてお話しをさせていただいて10年が経過しました。中途視覚障害者としての・・・続きを見る
第11回 あなたと歩いた88札所
四国お遍路を一度だけ真夏に体験したことがあります。「歩きお遍路」をするつもりでしたが、その年はとても暑く・・・続きを見る
第10回 「お先にどうぞ!」の力
東日本大震災から6年が経過しましたが、復興までまだまだ時間がかかりそうです。色々な分野の方々が被災者の皆様に寄り添い、・・・続きを見る
第9回 視覚障害者サポーター(Supporter応援団)
信号が赤に変わったと同時に、私の横で自転車に乗った中学生5人が止まりました。 そのうち1人が信号を無視して・・・続きを見る
第8回 ガイドヘルパーは解説者であってほしい
ブラジル・リオでのパラリンピックが終わり、少し熱がさめた後も、サッカーアジア予選、プロ野球日本シリーズ、大相撲などスポーツの話題は尽きません。・・・続きを見る
第7回 日本の「おもてなし」に期待
テレビのニュースで「地下鉄ホームから視覚障害者の転落事故発生」の報道がされていました。・・・続きを見る
第6回 ラジオと便りと友達と
昭和のラジオパーソナリティーである、永六輔さんと大橋巨泉さんが・・・続きを見る
第5回 進化の落とし穴 (2)
若者の必需品に「携帯電話(スマホ)」があります。・・・続きを見る
第4回 進化の落とし穴
前回のコラムにて、社会の合理化に苦言を申しましたが、またしても4月4日の午後3時頃、東京メトロ地下鉄半蔵門線の九段下駅で、電車ドアにベビーカーが挟まったまま発車し、・・・続きを見る
第3回 2015年10月30日 14時52分
今年も3月11日、14時46分、東日本大震災の日が訪れました。毎日平和に暮らしていたなか、突然震災に巻き込まれ、・・・続きを見る
第2回 見えない物との戦い“挑戦者になって”
これまであれもこれも見えていたので、何の不便さも感じませんでしたが、突然光を失うことの不便さが、あまりにも大きいことに驚きました。・・・続きを見る
第1回 現状を知る
私が中途視覚障害のショックから思ったより早く立ち直れたのは、置かれた現状を理解したからだと思います。・・・続きを見る
山田猛先生の過去のコラムはこちらから。 br> ◆「障害者だからこそできること」
山田 猛
ガイドヘルパー(視覚障害者)
プロフィール
1941年 中国・元満州国安東省生まれの引揚者。
1969年 立正大学経済学部を卒業後、運輸会社へ入社。航空貨物部門で海外宅配便と新規事業開発で書類宅配便クーリエサービス業務の立上げの責任者となる。のち、ISO品質管理室長として全国支店を飛び回り指導に励む。また会社品質向上を担当。
2000年9月 定年半年前に角膜移植手術を受けるが、移植に失敗。強度の視力障害を持つ中途失明者となる。
定年後、第二の人生設計を立てていたところに抱えた大きな障害。生きる希望をも見出せず失望の淵に立たされた時期を乗り越え、現在、同じ境遇の人たちを救うため介護福祉について勉強中。
介護を受ける立場にかかわり、介護をされる皆様に何を求め、また考えているかを視覚障害の症状、環境変化がありすべての方の問題とか解決策とはなりませんことをご理解頂き、あくまでも私個人として利用者が感じた点を記述してみたいと思います。