認知症の高齢者は年々増加しています(表1参照)。当然、認知症の方を介護する機会も多くなりますし、現在の利用者さんが認知症になる可能性も・・・続きを見る
介護のオシゴト見てみ隊! 是枝 祥子
21年に及ぶ豊富な介護福祉士教育の経験
介護福祉士国家試験委員・介護福祉士養成課程における教育内容等見直しに関する作業チーム特別委員等も務める白井先生が福祉の本質に迫ります。
介護コラム
第16回 認知症の介護 「まずは型と症状で再確認を」
第15回 介護職の専門性とは「その人らしさ」を支える生活創造であり、医療技術の習得もそのためにある
たんの吸引と胃ろうのケアができるようになって、介護職の医療行為の範囲は大きく広がりました。このことにやりがいを抱く人も、逆に、責任の重さに・・・続きを見る
第14回 食事は単なる栄養補給にあらず。「好き」を大切にする介護が食べる力を回復させる
若い方にまず考えていただきたいのは、「食べる」とは何か?ということです。栄養を摂取するだけじゃないですよね。私たちだって、美味しいもの・・・続きを見る
第13回 真の医療と介護の連携は「介護の現場」から生まれる
厚生労働省の推計によれば、平成20年に在宅医療を受けた65歳以上の人は8万6600人。うち、75歳以上は7万6300人となっています。平成17年には・・・続きを見る
第12回 心の準備はできていますか?増えていく在宅での看取り
『高齢者はいつ倒れるかわからない』ヘルパーにはまず、このことを心にとめておいてほしいですね。昨日まで元気だった人が、翌日訪問したら・・・続きを見る
第11回 あなたの提供しているケアに落とし穴はありませんか?
どんな仕事でもそうですが、勤めて3年ないし4年経つころに壁にぶつかります。職場での上司との関係に悩んだり、自分の立ち位置に疑問を抱いたり・・・続きを見る
第10回 忘れていませんか? 介護職としての倫理観
先日、「ある施設で職員が認知症入所者の裸の上半身や顔料で顔にペインティングした姿を携帯電話のカメラで撮影していた」というニュース記事を目にしました。詳しいいきさつは・・・続きを見る
第9回 変化し多様化する家族支援のありかた
在宅に関わる介護職にとって最も大切なこと、それは、いうまでもなく利用者の自立支援です。と同時に、在宅ケアでは施設ケア以上に、家族支援の・・・続きを見る
第8回 災害時には基本的な介護技術こそものを言う
避難所には電動ベッドはありません。今、介護機器はどんどん便利になってきています。でも、今回の地震のような災害時には、ほとんどのものは使えません。たとえば・・・続きを見る
第7回 自立支援のために介護職として行うべきこと
サービス提供責任者(サ責)の存在なくして利用者さんの自立支援はありえない。私はそう考えています。では、『そもそも自立支援って何だろう?』今回は、そのことについて・・・続きを見る
第6回 納得のゆくケアを行うためには「起業する」選択肢も
高いといわれる介護職の離職率ですが、直近の※調査ではやや改善の兆しがみられます。介護人材の確保に向けた各方面による取り組みの成果が少しずつ現れて・・・続きを見る
第5回 介護職に必要なコミュニケーション能力とは?
『コミュニケーション能力をいかに高めるか』は、私たち介護や看護に携わる者が常に現場で、研鑽を積んでおかなければならないテーマのひとつです。・・・続きを見る
第4回 介護職には向き・不向きがあるの?
今、不景気で仕事を失った人に対して、『ヘルパー2級の資格取得を後押しして、人手不足の介護現場で働いてもらおう』という行政の支援策が各地で打ち出されています。しかしながら・・・続きを見る
第3回 結婚・育児と介護の仕事、どう両立する?
最近、「ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)」という言葉が、盛んに使われるようになりました。少子高齢化が急激に進むなか、国全体としてこの問題に取り組んでいかなければ、という意識が・・・続きを見る
第2回 介護の仕事のやりがい・魅力・将来性は?
何年か前に、手紙が届きました。その女性は高校卒業後、一度は無資格で介護施設に就職しましたが、「将来のためにきちんと資格を取りたい」といったん退職して当校に入学・・・続きを見る
第1回 介護職は一生の仕事となるか?
ここ数年、介護労働に携わる人材の不足が大きな社会問題となっています。施設・在宅とも人材確保に苦労している事業所が非常に多いですね。また・・・続きを見る
白井 孝子
東京福祉専門学校教務主任
プロフィール
看護師として働くなかで患者の退院後の生活支援の大切さを痛感。福祉分野を学び、訪問看護師の仕事を経て、東京福祉専門学校の教職に就く。利用者を中心とした介護と医療の連携を痛感しており、21年に及ぶ豊富な介護福祉士教育の経験から滲み出る福祉の本質に迫る話が多くの学生たちの心を捉えている。
介護福祉士国家試験委員・介護福祉士養成課程における教育内容等見直しに関する作業チーム特別委員等も務める。著書に「介護に使えるワンポイント医学知識」(中央法規出版)、「新・介護福祉士養成講座」(中央法規出版・編著)、「介護福祉士養成テキスト」(建帛社・編著)など。