「寿園介護ステーション」について
他部署と連携しながら対応できるのは、とても有り難いこと。
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「廊下奥の窓からの景色が好き」と解説してくださった宮下さん。
―こちらの『ことぶきの家 小諸・寿園介護ステーション』について少し詳しく教えてください。
ここは、住宅型老人ホーム『ことぶきの家 小諸』の施設内にあります。H25年4月にできて、比較的新しい施設です。訪問以外に、デイや訪看、福祉ショップ、介護タクシーなどがあり、1Fがデイ、2F&3Fが有料老人ホーム。46床、46床の全部で92床。私は3F担当になります。
窓の先には、八ヶ岳。下には広い畑が。夏には青々と作物が実っているそう。
―訪問は施設内だけですか? 外部は?
今2軒だけ外部訪問もしていますが、基本は施設内です。会社的には今後、外部も増やしていきたいようですが。
食堂で休憩していたご利用者さんと会話。何やら楽しそうな雰囲気♪
―宮下さんは外部訪問の経験もおありですが、施設内の訪問と違うなと感じることなどは?
外部はヘルパーが担う責任がより大きいです。ご自宅に伺ったら意識がなかったとかもありますし。事業所やご家族に連絡がとれるまで、あれこれ考えて不安になることもありました。でも施設内で困ったことがあれば、誰かがすぐにヘルプに入れます。ケアマネやナースが常駐しているので、身体的な相談もできますし、何かあれば、他部署と連携できる環境であることは、とても有り難いことだと感じています。
宮下さんが働く目線の先は居室の廊下。ご利用者さんに何かあればすぐ駆けつけられます!
―連携がとれる点は強みですよね。他に何か“ここならではの良さ”って何かありますか?
あっ、『ことぶきパスポート』!
目立つところに防災対策はしっかりと。ヘルメットに蛍光反射タスキ。
―『ことぶきパスポート』!?
そうです。会社の歴史や理念が書かれてある手帳のようなもので、全職員に配られます。仕事への反省点や目標などを各々書き込み、1年経ってそれが実践できたかなど振り返る機会が設けられています。一方で会社側はそれを回収して、その人の想いや考えを知ることも。他にも給料袋に紙が入っていて、改善点などを書いて会社上層部に伝えることもできます。自分の考えや想いを吐き出しやすい環境であることは、働いていてこちらも希望が持てますよね。
社員全員が持っている「ことぶきパスポート」!携帯にぴったりなサイズ感。
―会社全体で働きやすい環境になるよう努めているのですね。
『ご利用者さんもここに入居して良かった。スタッフもここに勤めて良かった。と言える施設にしたい』というのが会社トップの考えで、福利厚生も充実してきていますし、今後ますますいい方向に変化していくのでは?と期待しています。
宮下さんと高塚部長の貴重な2ショットを激写★
―最後に、宮下さんの今後の展望をお聞かせください。
『信頼される自分になっていきたい』これが当面の目標です。ご利用者様、ご家族様、スタッフ、上司そして他事業所、色々な方と関わるなかで、「宮下に任せれば大丈夫」という存在になっていきたいです。
編集後記
新設されたばかりでとてもキレイな施設『ことぶきの家 小諸』。随所に木のぬくもりを感じ、大きな窓からは日光がさんさんと。とても気持ちのよい空間が広がっていたのが印象的。デイサービスのブッフェや施設内通貨など、面白い取り組みも多数あり、“ご利用者さんを楽しませたい”という会社&スタッフの意欲も感じられ、施設全体にはいい空気が流れていました。「スタッフとコミュニケーションをまめにとり、チームワーク向上に努めたい」とおっしゃった宮下さん。今まで以上に活気あふれるステーションへと進化していくであろう今後が楽しみです。
今回、取材にご協力いただいた宮下宏子さんをはじめ、『ことぶきの家 小諸・寿園介護ステーション』の職員の皆さまには心からお礼を申し上げます。
「へるぱ!」運営委員会一同