私が講師をしていた『視覚障害者ガイドヘルパー養成研修』には、様々な立場の受講生がおられました。親兄弟に失明された方がいらっしゃる方、定年後の仕事として福祉に従事したいと考えている方、介護タクシーの利用者に・・・続きを見る
第2の人生スタート目前に、中途失明者となった山田さんによるコラム。障害者の現状と介護される立場から気付いたことを紹介します。
私が講師をしていた『視覚障害者ガイドヘルパー養成研修』には、様々な立場の受講生がおられました。親兄弟に失明された方がいらっしゃる方、定年後の仕事として福祉に従事したいと考えている方、介護タクシーの利用者に・・・続きを見る
毎年、私も年賀状を頂いております。年賀状はパソコン派ですか?それとも手書き派ですか?14、5年前はパソコンで作成した年賀状がまだ珍しく、それが届くと何となく差し出し人が時代の先端を走っているように感じて、・・・続きを見る
定年の半年前に視覚障害者になり、『第二の人生スタート』に大きな狂いがありました。毎日が日曜日で自分の時間を自由に取れる日を目前にしていたのですが、類を見ない変更により、本当に「目の前が真っ暗」になってしまいました。先にも・・・続きを見る
私は眼科(視覚障害)のほかにも病持ちで内科に通院しています。いただく薬は「胃腸薬錠剤」「十二指腸薬錠剤」「コレステロール値を下げる錠剤」「血圧値を下げる錠剤」「血圧値を下げつつ冠血管を拡張させる錠剤」の5種類。それを1日一回・・・続きを見る
散歩する通り沿いに中学校があります。いつも散歩途中、登校中の生徒さん達とすれ違うのですが、数年前のその日は、偶然いつもより少し遅れて家を出ました。にもかかわらず何人かの生徒達とすれ違い・・・続きを見る
『一度あった事はニ度ある』という言葉を聞いたことがあります。ご承知の通り「ハインリッヒの法則」、労働災害における経験則の一つで、「1つの重大事故の背後には29の軽徴な事故があり、その背景には300の異常が存在する」というものです。・・・続きを見る
以前、目が見えない人にとって"声をかけられるのが一番嬉しい"というお話をしました。ですから、音声で知らせてくれる品物も、それと同じくらい視覚障害者にとって便利なのです。元気で通勤している時は、街角に時報を知らせる時計が・・・続きを見る
ガイドヘルパーとして、視覚障害者のご利用者さんを介助していると、誘導介助のほかにも覚えなくてはならないことがたくさんでてきます。例えば、ご利用者さんは比較的家に閉じこもりがちなため、自ら情報収集するのが難しい。・・・続きを見る
2010年の実績10.3%増で、中国のGDP「Gross Domestic Product(国内総生産)」が日本を抜いて、米国に続き世界第2位になることが確実となりました。GDPは、"国内での総生産が活発であること"=景気も良くなり・・・続きを見る
東日本大震災から2ヶ月が近くなりました。 あの日以来、時間が経過するたびにその被害の大きさが報道され、改めて不幸にして命を奪われた人、被災地で長い間不自由な避難生活をされている皆様にお悔やみとお見舞いを申し上げます。・・・続きを見る
2011年3月11日 14時46分、茨城県取手市に住む私、突然の出来事で、何が何だか分かりませんでした。歳のせいでふらつくのかと思いましたが、体が自然に揺れるのです。部屋にあるCDラックのCDが音を立てて落ち始めました。・・・続きを見る
一度ガイドヘルパーをお願いされると、同じご利用者さんからの依頼が多くなります。その理由は、ガイドヘルパーが介助の癖や話し方などを覚え慣れることで、ご利用者さんもガイドヘルパーさんに気を使うことが少なく・・・続きを見る
外出をして何が楽しみかといえば、それはやはり食事でしょう。その一方で、ガイドヘルパーさんは毎回何を食べるか決めるのに、頭を悩ませているかもしれません。そんな風に困った時は・・・続きを見る
視覚障害者になる前は、家内と一緒に出かけるといつも「あまり早く歩かないで下さい!!」と言われていました。そのため、約束した時間があると、そのたびに少し早めに家をでていました。遅刻を避けるためとはいえ・・・続きを見る
障害を負った当時は長い間家に閉じこもりがちでした。ですが、ひとたび発起し、ガイドヘルパーさんと一緒にお出かけしたことをきっかけに、外出に自信を持てるようになり、また家族とは違う人と・・・続きを見る
夏の猛暑から解放された今の時期、外に出ると家の中とも気分が変わり、すがすがしい秋の風に空気もおいしく感じられるのではないでしょうか。とはいえ、急激に冷え込む日も増えてきたので・・・続きを見る
さて、お出かけした時に忘れ物があると困ります。 楽しみにしているお出かけの前日、持ち物をカバンから出して並べるとワクワクした気持ちになるのは私だけでしょうか? とはいえ、当日、持ち物を急いでカバンに入れると・・・続きを見る
私が子供の頃、町内に一人か二人は白い杖を使う方がいたように記憶しています。でも最近、あまり見かけなくなったように思うのは私の気のせいでしょうか?私なりに原因を考えてみたのですが、・・・続きを見る
私は、視覚ガイドヘルパーの実務講習で、移動介助する為の『基本姿勢』を教えています。この『基本姿勢』とは、利用者に片手で介助者のひじの上辺りを軽くつかんでもらい・・・続きを見る
毎日、何の抵抗もなく使っていた「あれ取って!」「これ、知っている」「あっちに行こうよ」「こっちが綺麗」などといった会話が通じなくなります。これは代表的な例ですが、目が不自由になると・・・続きを見る
大切なものは失ってから知ることが多いです。これまで目に不自由なく生活をしていた私なので、「見える」ということは「当たり前」であり、感謝の気持ちはもちろんありませんでした。たまに、寝不足で目が・・・続きを見る
私は2000年9月、定年半年前に受けた角膜移植手術の失敗で強度の視力障害を持つことになった中途失明者です。それまで、全く介護福祉には無関心で、定年後の第二の人生設計も然りのはずが・・・続きを見る

ガイドヘルパー(視覚障害者)
1941年 中国・元満州国安東省生まれの引揚者。
1969年 立正大学経済学部を卒業後、運輸会社へ入社。航空貨物部門で海外宅配便と新規事業開発で書類宅配便クーリエサービス業務の立上げの責任者となる。のち、ISO品質管理室長として全国支店を飛び回り指導に励む。また会社品質向上を担当。
2000年9月 定年半年前に角膜移植手術を受けるが、移植に失敗。強度の視力障害を持つ中途失明者となる。
定年後、第二の人生設計を立てていたところに抱えた大きな障害。生きる希望をも見出せず失望の淵に立たされた時期を乗り越え、現在、同じ境遇の人たちを救うため介護福祉について勉強中。
介護を受ける立場にかかわり、介護をされる皆様に何を求め、また考えているかを視覚障害の症状、環境変化がありすべての方の問題とか解決策とはなりませんことをご理解頂き、あくまでも私個人として利用者が感じた点を記述してみたいと思います。